ラブレターの草案

作例之二

謹啓
出逢った時節が想い出されます。
若夏が繰り返される心持ちに、折合をつけていらっしゃいました。
ままならず順応するよう反省の念ばかりつのらせていましたし
心という心が欠落してました。
今はいかがですか。想い出へ前向きになれましたか。
今日の薄暑へ全て溶け込んでしまったら
なんてひとり善がりでしょうか。
遠回りしてしまったようで寂しくて。
かしこ